お料理ブームきたる。

長女に空前のお料理ブームがやってきました。

ここのところ、なんでもかんでも自分でやりたがる長女。

今までは『お手伝いしてあげる♡』だったのが、

最近はすっかり『わたしがやる!』が口癖です。

もう、子供用の安全包丁で騙し騙しやらせるのも限界。

今は本物の包丁で、最初から最後まで長女に切らせています。

もちろん、大人が手を添えて、絶対に目を離さず、気は張りっぱなしです。

正直疲れます。時間もかかります。

私がこどもの頃、親になったらこれだけはと心に決めていた信念があります。

『お手伝いの要求を断らない。』

こどもの頃は、

『お手伝いの要求を絶対に断らない。』

でしたが、そこはあっさり文言を変えました(笑)

 

私は自分の自己肯定感が育たなかった原因が、

親に手伝いを拒否されたことだと思い込んで生きてきましたが、

実際にこどもを相手にしていると、

必ずしもそれだけが原因ではなかったのだろうなと思います。

長女は今4歳ですが、私には4歳の頃の記憶はほぼありません。

断片的な記憶がほんの少しあるだけです。

記憶の中で私は母と確かに料理をしていたし、

優しい笑顔を向けてくれていました。

 

今の関わりが、どれほど将来のこどもたちに影響するのか、今はまだわかりません。

思い描いていた理想通りにはなかなかいきませんが、

こどもたちの『手伝いたい気持ち』『役割』『達成感』

これらをできるだけ大切にやっていけたらと思います。

 

…とはいえ今日、生肉を鍋に入れようとして落としてしまった長女に、『あーあ』と言ってしまいものすごく後悔&反省をした私なのでした…