自らを知る『長女のサボり』

今日は、現在母として感じたことを綴ります。

 

前回自己覚知について書きましたが、

 

先日自分の感情が激しく動いた瞬間があったので、心の分析を試みてみました。

 

それは、現在幼稚園に通う長女が、夏休みに四日間だけ通う習い事を休みたいと言ったことがきっかけでした。

 

1日目は、張り切って参加し、嬉しそうに帰って来ました。

 

2日目は少々面倒そうではあったものの、なんとか参加し、自信をつけて帰ってきました。

 

問題の3日目。長女は行きたくないと言いました。

 

私『どうして?昨日は楽しかったでしょ?』

 

長女『眠いんだもん…』

 

私『行けば楽しいんだから行くよ。』

 

長女『眠い眠い眠い眠い…ダメ行けない…』

 

なんとも弱々しくそう呟いて長女は布団に潜り込んでしまいました。

 

出発時刻が迫っていたこともあり、私は焦りでイライラし始めます。

 

私『じゃあお休みするの?できることが増えるチャンスだけどいいのね?頑張らなくていいのね?』としつこく聞きます。

 

長女は迷いを見せ始めます。

 

でも行くとは言いません。

 

焦った私は無理やり答えを求めます。

 

当然長女は『お休みする。』と言います。

 

私はすぐさま欠席の連絡を入れました。

 

しかしその直後、感情が乱れて涙が出てきたのです。

 

 

私は昔から感情が高ぶると言葉より先に涙が出てしまうたちで、

 

今では頻度こそ減ったものの、ごくたまに現れて私を困らせます。

 

今回の涙、理由を探ると少しずつ自分の言葉が見えてきました。

 

 

 

私は、長女の答えを決めつけて突き放した瞬間、

 

心の中で長女に〝根性なし〟のレッテルを貼ってしまった。

 

長女の話を優しく聞いたり、

 

考える時間を与えることをせずに、

 

本当はできるはずの長女を、ダメな子扱いしてしまった。

 

長女のがんばるチャンスを奪ったのは、本当は私じゃないのか?

 

あと1時間早く娘と向き合っていれば、

 

欠席せずに済んだのではないか?

 

内心、嫌なら無理に行かなくていい、と思っているから休ませたのであって、それを後悔するのはおかしい。 

 

誰だって面倒なことはあるし、面倒なことを面倒だと言えることは悪いことじゃない。

 

 

 

…そして私は、今度は私自身に、〝ダメ母〟のレッテルを貼ってしまった。

 

 

 

長女は根性なしなんかじゃないし、

 

やればできる子なのは私が一番よく知っている。

 

私だってダメな母親なんかじゃないし、

 

娘を思う気持ちは間違いなくある。

 

それなら、娘も私もできると信じて、進みたい未来をきちんと描くことで、

 

私はもっと自信を持って毎日を送れるんじゃないかな?

 

と、要は計画が大事だなと思った出来事でした。

 

 

 

昔の私は、計画や準備が不十分なまま失敗して、なんでうまくいかないんだろう?っていつも悩んでいました。

 

上司や先輩に怒られたり、心配をかけたことも数知れません。

 

すべては、自信のなさ、自己愛の薄さが原因だと思うけれど、私はいつもそれを他者のせいにして生きてきました。

 

そのあたりの記憶も追々綴っていきます。